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売れ続ける仕組みづくり:化粧品・健康食品業界でマーケティングが果たす役割
マーケティングを一言で表現すると、「顧客をつくり、維持する仕組み」だと言えます。一度商品を買っていただいたあとにも、顧客と積極的にコミュニケーションを取ることで、関係性を強固に維持し、リピートをつくり出していくのです。この一連の流れを半自動的に仕組み化するのが、マーケティングです。一時的なものではなく、半永久的にお金を生み出すため、自社にとっての「資産」とも言えるでしょう。
特化型商品で勝負!顧客の心をつかむマーケティング戦略
カテゴリーワンという考え方 別の記事でもお話ししましたが、競合の多い業界において「カテゴリーワン」を取ることは非常に重要な考え方です。 「カテゴリーワン」というのは、これまでにない新しいカテゴリー=市場を生み出し、その中で一番になるという考え方です。ビジネス戦略、特にダイレクトマーケティングにおいて
事業戦略を立てる(7) オファー設計
流行っている製品はOEM 都合のことも多い 1章で、化粧品や健康食品においてはメーカーが自社で製品をつくるのではなく、ほとんどの場合OEMメーカーが製品を開発・製造しているという話をしました。そのため、市場に出回っているほとんどの製品は当然ながら、OEMメーカーがつくっている製品ということになります
顧客に確実に届ける(3) PR
PR は、販売のためのネタづくり 商品が売れるようになるためには、品質がよいだけでは不十分です。どんなに品質が良かったとしても、誰にも知られていなければ売れようがないからです。そこで、私たちは認知を高めるために広告をするなどさまざまな施策をおこないます。 世の中には、一切広告を打っていないのに口コミ
売れる商品をつくる(3) 視覚戦略
EC・D2C サイトならではの視覚戦略 百貨店やドラッグストアなどの実店舗で製品を展開する場合は、顧客が手に取って製品の様子を確かめてから購入することができます。ボトルデザインや外箱のデザイン、テクスチャーなども確認できるため、イメージと実物との間にギャップがあまり生じません。 しかしECサイトや通
化粧品・健康食品D2C:レッド・オーシャンを席巻する圧倒的な戦略とは?
成功する企業の「共通点」とは? ここまでで、ECサイトや通販サイトの市場の大きさ、取り組みやすさについてお伝えしました。なかでも、化粧品や健康食品は製品開発・販売のハードルが低くなっている、参入しやすくなっているということがおわかりいただけたことと思います。 だからといって「ただ参入さえすれば収益を
化粧品・健康食品D2Cマーケティングに革命!行動心理学から生まれる創造的アイデア
すべての人間に共通する行動心理を知る 行動心理学とは、人間のある行動を観察し、そのときにどういった心理にあったのかを分析した学問です。 人間の持つ基本的な欲求や心理は、人種や国籍、時代を超えて普遍的なものだと言えます。その欲求や心理を、経済活動やマーケティングの観点から分析し、体系化したのが「行動心
チーム力が競争力に? 現代のビジネスに求められる最強のチームビルディング
すべてを内製化することは物理的に不可能 10年前であれば、ウェブ広告を出せる媒体は数えるほどしかなく、マーケティングで必要なデータも、比較的シンプルな方法で簡単に収集することができました。 しかし、最近では広告を出せる媒体が無数に増え、ユーザー層もどんどん細分化されています。「SEOを意識したサイト
自社サイトとモール、どちらを使う?化粧品・健康食品業界での販売戦略
自社通販と通販モールの比較表
2018 年、ある青汁を販売していた企業が「飲めばやせる」と科学的な根拠もなく宣伝して商品を販売したということで、景品表示法違反の優良誤認にあたるとされ、約 1 億円の課徴金の納付が命じられました。このニュースは業界内でも大きな話題となったのを記憶しています。
広告の未来を探る! 効果を引き出すABテストの秘訣
広告クリエイティブやランディングページを制作する際、きっとみなさんは熟考を重ねているはずです。「写真はこのほうがきれい」「他社と違うこの成分の効能効果を強く出そう」「このコピーはピンとこないから変えよう」といった具合です。
こんな風に社内で何ヶ月も熟考をした内容なのだから、絶対に良いものになっているはずであり、消費者から反応が取れるものだ、と考えてしまうメーカーは多いのではないでしょうか。しかし、実際にその広告やランディングページを出稿してみると、「思ったような結果が出なかった」「予想外のクリエイティブが良かった」ということは少なくありません。
人材不足の時代における化粧品・健康食品企業がコンサルティングを活用すべき理由
化粧品・健康食品業界は、競争が激化し続ける中で、多くの企業が「人材不足」という課題に直面しています。特に、商品開発、マーケティング、販売戦略といった多岐にわたる分野で優秀な人材の確保が難しくなり、成長を阻害する要因となっています。 しかし、こうした状況だからこそ、外部の力を活用し、限られたリソースを
顧客に確実に届ける(4) SEO
顧客流入への流れを何本つくれるかが勝負 広告やPRで商品のことを知った人は、どうやってECサイトに流入してくるのか。その流れをつくるのも、メーカーの重要な仕事です。ここではまず、ECサイトに顧客が流入するための経路についてご紹介します。 流入経路にはさまざまなものがありますが、ひとつではなくいくつも