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効率的なシステムを構築する(5)ロジスティクス(物流)
ロジスティクスはなぜ重要なのか? 私たちは日々さまざまなECショップを利用して買いものをしていますが、配送に関しては翌日配送が当たり前になってきました。 たとえばAmazonでは、「この時間までに注文してくれたら当日配送します」というサービスもあります。基本的に、注文したらすぐに届く環境が消費者にと
一瞬で遅れを取らない!EC市場がこれからも伸び続ける驚きの理由
新型コロナが一気にEC化を加速させた インターネットの普及によって、通信販売市場は大きく成長しました。あらゆる商品やサービスが通販で売られており、今や、通販で買えないものはないと言ってもいいほどです。 市場も巨大化しており、2019年時点で物販系の通販市場、サービス系通販市場、デジタル系通販市場の合
新市場への扉を開けるために! 新規参入のコスト戦略
大手メーカーでも見通しは甘い? 先日、ある大手のメーカーから「通販を始めようと考えている」とご相談をいただきました。その方は事業部長だったのですが、私が通販の仕組みやマーケティングについてお話をすると、どんどんと反応が鈍くなってきたのです。一体どうしたのだろうと思い、思い切って尋ねてみると「通販って
競争を制する秘訣は? スマホファースト時代のビジネス戦略
スマホとPC ではサイトのレイアウトは全く違う スマホファーストを実践するために「スマホサイトにおける情報設計」=「レイアウト」の違いについて考えてみましょう。 PCサイトでは、視線がZ型に動くと言われています。画面サイズが横に広いため、左上から右上〜左下に目線が流れていき、情報を得ていくというのが
変革の兆し? AIの波が押し寄せる化粧品・健康食品D2Cの未来
個人に対応した情報が発信される時代へ 少し前までは、情報はテレビや雑誌などマスメディアの力を利用して一斉に消費者に伝えられていました。テレビCMや雑誌、新聞などの広告で「今年の流行色はベージュです」と打ち出せば、すべての雑誌やテレビで「ベージュが流行する」ということが伝えられ、ブームができていく、そ
制約を逆手に取れ! 健康食品開発の広告ファースト戦略
広告表現の規制が厳しくなっている 別の記事で、広告表現に対する法規制の厳格化に触れました。2018 年、景品表示法違反として消費者庁から措置命令を受けた企業のうち、実に半数以上が健康食品を販売するメーカーに対するものでした。 また 2019 年 3 月末には年度末の措置命令ラッシュがあり、これまで専
未来のリーダーに必須! マーケティング思考で経営を見つめ直す
マーケティングを重視した経営をしているか まだどこも発売していない商品を開発したので、販売したい」このようなご相談を受けるとき、私は「どのように売るつもりで開発したのですか?」とうかがっています。商品がどれほど素晴らしいものであったとしても、それが顧客にとって本当に需要があるものなのか、どのように売
事業戦略を立てる (1)ミッション・ビジョン
新
規で化粧品や健康食品業界に参入した企業が成功確率をあげるた めには、正しいことを正しい順序でおこなう必要があります。そ のためには、新規参入プロセスの全体像を把握しておかなければなりま せん。
新規参入プロセスの全体像は、次のようになっています。それぞれの プロセスにおいてここでは概略を述べるにとどめ、重要なことを2章以 降でお伝えしていきます。
勝ち続けるために(4) 社内教育
社内体制をどうするか? この章の最初に、ステークホルダーの種類や付き合い方のポイントについてお伝えしてきました。ステークホルダーとうまく付き合い、効率よく役割分担をするためには、社内体制をどうするかも重要な検討材料です。 ECや通販ビジネスの大きなメリットが、少ない人数で大きな売上をあげられるという
化粧品・健康食品の販売に革命を!あなたの商品物語が顧客を引きつける
つぎに、消費者に商品価値を伝えるには、どのような方法が効果的なのでしょうか。そこで必要になってくるのが「ストーリー」です。商品の成分や効果を箇条書きにして書き連ねても、その良さは消費者には伝わりません。しかし、ストーリー仕立てにして紹介することで、どのような商品なのか、使うことでどのようなメリットがあるのかを、わかりやすく具体的に伝えることができるようになります。
事業戦略を立てる(2) バリュープロポジションと 顧客ベネフィット
新
規で化粧品や健康食品業界に参入した企業が成功確率をあげるた めには、正しいことを正しい順序でおこなう必要があります。そ のためには、新規参入プロセスの全体像を把握しておかなければなりま せん。
新規参入プロセスの全体像は、次のようになっています。それぞれの プロセスにおいてここでは概略を述べるにとどめ、重要なことを2章以 降でお伝えしていきます。
D2Cに革命的な変化が始まる! シニア向け市場の未来予想
シニア向け市場の多様化 日本は2007年に超高齢社会を迎え、内閣府が発表した「令和元年版高齢社会白書」によると、2040年には日本の人口のうち、およそ3人に1人が65歳以上になると予想されています。 65歳と言えば、一昔前であれば現役を退き、余生を過ごす年齢という印象でしたが、最近は、まだまだ現役世